necokarin’s blog

馬麺酒歌猫他諸々

Mの法則とは、自分探しの法則なのだ☆


前走、東京競馬場でレースをした馬が勝ち負けする


抜けた2強3強の年は堅い決着


上がり最速で連勝したノーザンファーム生産ディープ産駒は鉄板





こういうのを定量的データと呼ぶねん。



これのおかげで、リアアメリアは、戦う前から

"勝って当たり前"


という檻の中に、

孤独の闇に閉じ込められてしもうたんやないか?


ワシもかなり悪く言うたけど、

なんやかんや言うても、この子はヤンチャさが速さの源やねん。


躾けを急にキツくしたらアカン。



敗因は、恐らく、


中間、"行儀の良さ"を躾け過ぎたからや。

と思う。


シュンとしてたで。


折り合ってたんやなく、失望しとったんや。


少し休ませて、


復帰戦は好きに逃がしたって欲しい。



2代目アエロリットを継承できるのは、

この子、リアアメリアしかおらん思うてます。



ところでな、

根拠のない定量的データはオカルトと一緒や思うわ。


そんならサイン馬券の方がオモロいで。


予想する事そのものの楽しみを味わえないなんて、ホンマ残念な話やな。


まるで、占い師の言う事しか信じられない迷える仔羊と同じようや。



せやから、Mの法則のように、自分の頭で考える予想がええねん。


勝っても負けても、誰のせいでもない、全部、自分自身の問題や。

分かりやすいで。


迷える若い人に言いたい。


「自分探しの旅をしたい思うとる若者よ、

今直ぐ、旅券をキャンセルしなはれ。


代わりに、Mの法則で競馬予想をして、馬券を購入したらええ。


または、渾身の".ケン"したらええ。


所詮ギャンブルと嘲笑うことなかれ。


あなたは本当に、

自分という摩訶不思議な生物の正体を知りたいと思うておるんか?


仮に自分というものが分かったとして、

その、愚かで可愛い唯一無二の存在を、

あらゆる賞罰功罪にまみれた俗人を、


心から許す気持ちになれるやろか?


綺麗事は俗世のほんの一部や。


それだけで、自分で自分を守れはせんで。


ジブンカワイサとは違う、純然たる自己愛。


それが分かって初めて、


自分以外の人を許し、認め、愛せるんやで」



若い頃は自分が嫌いで仕方なかったワシやが、


今は、ワシ、自分が好きや。


どこまで行っても阿保なワシやが、


ホンマ、オモロい奴やなぁ思うてます。



まぁ初めは、自分で見たくなかった自身の馬鹿さ加減に嫌気が差すもんや。


それでも、自分のオトシマエは自分でケリをつける!


それさえ忘れんかったら、いずれ必ず、自分らしいMの法則が見えてくるで。



一番アカンのは、同じMの法則の同朋の意見を気にし過ぎる事や。


Mの法則は、あくまで、本質を突いておるということであって、


その本質からどの方向に予想のベクトルを向けるかによって、結論は、それぞれ違ってくるもんや。


同じ理論を用いていながら、違う結論に達する。

だからこそ面白いのであって、

だからこそ、真理なんや。



もし、手本にする人と全く同じ結論が出たら、

 ワシは疑ってかかるのも一考かと思います。

もう一度始めから検討し直してええ思います。


なぜなら、違う人間同士、1ミリの狂いも無い、同じ思考が出来るワケないからや。


少しズレていても、根本的にベクトルが同じ方向であればええ。


それくらいの構えでいることが肝要やで。



なんや宗教みたいやな笑



昔、Mの法則って何?と聞いてきた人に、こんな風に熱く語ってしまい、ドン引きされた事があったわな。


ワシは、Mの法則を教えてくれた師匠・嘉倫さんから、同じように熱く語られて、


目からウロコが落ちる思いやった。


「競走馬は皆ストレスの塊や。前走と同じ走りなんか出来ないのは当たり前。勝っても負けても、競走馬は己の生命エネルギーを削ぎ落としながら、いろんな物を失いながら、また次のレースに向かうんやで。そんなあの子らのほとばしるエネルギーがどれだけ弾けるか、どの子がより弾けられるか、それを見分けられるのが、Mの法則の考え方なんや。」


忘れられへん。


師匠に出会う前は、馬券を外す度に、馬や騎手のせいにして、自分自身の愚かさを見つめ直さんかった。


安全な所でのうのうと生きておるくせに、

命を賭けとる馬や騎手の何が分かるというんやな。


そりゃあよ、誰だって自分がイケてるて思いたいわ。


誰だって自分を肯定して欲しいわ。


誰かに褒められたら嬉しいし、誇らしい気持ちになるわ。


でも、それと同時に、なんやらプレッシャーを感じるのは何故や?


本当は誰もが分かっておる事や。


褒められたところで、自信にはならへんからや。


自信を持てるだけの裏付けと根拠が無いから、

却って不安が強まるんや。


自信がつくには、


何の疑いも無く、自分で自分を肯定出来るようになる必要があるで。


かつて女子マラソンの有森選手が言うてたな。


「自分で自分を誉めてやりたい」


命を賭けて、血ヘドを吐くような苦しい鍛練を経て、更に、退路を断つ勇気を振り絞ってその果てにようやく得たモノ。


それは

「自分で自分を認められる」という、何にも代え難い勲章だったんや。


メダルはそれを具現化した物体であり、他の者が手にしても、なんの価値もない代物なんや。


ワシなんか有森さんの影さえ踏めない所でオタオタしとるだけやが、


彼女の言葉の意味するところは分かる気がするねん。



誰に振り回される事なく、

ましてや定量的データに惑わされる事なく、


自分の頭で思考し、

言い訳という、全ての退路を絶って

たどり着いた的中馬券。


それは、何よりも誰よりも

自分自身を肯定してくれる勲章や。


競馬予想が面白いのは、


Mの法則を基に考えるのが楽しいのは、


そこにあるねん。


Mの法則は、


法則という言葉から誤解される事が多いねんけど、


定理や公式とは違うねん。


自分自身が自由でいられる考え方なんや。



どの子が、

前回より気持ちいいんか?

前回より燃えとるんか?

いつもより楽チンなんか?

誰よりも頑張れるんか?



数学の証明問題みたいなんかな。


途中の式は違うても構わん。


回り道したっても構わん。


ゆ・え・に…


その後の答えは一つしかない。



それが合うとれば、それが正解であり正義や。



という事でな、

今日は阪神JFの回顧をするつもりが、

大幅に脇道にそれてしもうて…


否!

本質を語りすぎてしもうて、


随分と長くなったで、


とりあえずここまでにしときます。


明日明後日に、改めて、回顧させて頂きます。



ちなみにな、

まだMの法則について疑問を抱いている方、大勢いてはると思うんやけど、


そしたらな、

とりあえず、youtubeを開いてみたらええ。



[ 単複勝負.com ]


http://bit.ly/2P7tZo3


この動画チャンネルを見ると一番分かりやすいで。


ナオトさんという方がやってはるんやが、


Mの法則の創始者である今井氏より、うんととっつきやすく解説してくれとります。


もちろんワシもチャンネル登録して毎日のように楽しませてもろうてます。


ナオトさんは、ワシが今まで見てきた中で、

最も今井氏の考え方を忠実に再現出来とる人です。


初めての方なら尚更、


このチャンネルをご覧になるのが一番ええんやないかと思うてます。



何より、


ワシみたく感情に流されたりはせん。

精神的な強さをうんと持ってはります。



まだご覧になってない方、


良かったらご参考になさってください。



亡き師匠、嘉倫さんの一周忌まであと1カ月少々。


いつもより熱くなってしまいました。



皆さま、おやすみなさい。




ではまた。