necokarin’s blog

馬麺酒歌猫他諸々

ジャンダルム考〜京成杯オマケのタラレバ


日曜日、


朝からの猛烈な暑さに辟易しとったワシは、馬券を買いに競馬場に行くか、ネットで済ますか、

少し迷っておった。


ワシ、

来週から、土日の休みが取れなくなるんや。


異動になんねん。



おそらく、

しばらくは中央競馬を生で楽しむことが出来へん。


体調は悪いけど、ここは無理してでも行きたい。

行かねばならん!


ジャンダルム&フジカン コンビを生で観れる機会はそうあらへんしな。



ワシは意を決して家を出た。


サザンの夏歌をBGMに、ワクワクしながら車を走らせ、中山競馬場に向かったのだが…


あろう事か、

いつも通る裏道が事故で通行止めになっとるやないか!


仕方なく、猛暑のさなか

渋滞の列に加わってガマンすることにする…


うーむ…

暑い…

エアコンかけると身体の冷えすぎる部分とそうでない部分が分かれてしまい、

なんだか具合い悪くなる。


窓を開けて自然の風に当たる方がいい。


でもノロノロとしか進まないようでは、

それも叶わん。


案の定…しばらくして、目眩と吐き気を感じてきよった。


仕方なく、日陰のあるコンビニの駐車場で小休止…



カーラジオに切り替える。


競馬中継を聴きながらまどろんでいると、解説者がメインレース京成杯AHの

展望を語り始めとった。


何頭か有力処の考察をした後に、アナウンサーがジャンダルムについて見解を求めると、その解説者はこんなような事を言うとった。



タケユタカが競馬を教えてきた馬ですが、ただでさえ乗り難しい馬。藤井騎手も2度目の慣れはあるかもしれませんが、やはり経験の差が若干心配ですかね〜」



そら、失礼や❗️

何見とんねん‼️ 

 

ま、おかげで配当が上がるんや、言いたい奴には言わせておけばええ…



奇しくもこの日、阪神では、ジャンダルム同様、

タケユタカの手を離れたファンタジストも出走する。


ワシは、そん時から、

この二頭の激走を願っておった。



騎手変更ショック、あるで!



誤解せんで欲しいんやが、ワシはタケユタカが嫌いなんやないで。


人と馬の間には、相性とか、飽きとか、馴れ合いとか、いろんな要素が有り、それはまた日々変化すると思うねん。


人間関係と同じや。



だから、乗り替わりが功を奏する事はよくある。


でもそれは何も、騎手のランクや力量が上がれば良いという

単純な理由だけやない。


TPOに応じたショックが大事なんやと思う。


これに関してはいずれ改めて書かせてもらうわ。





結局、ワシは体調が戻らず、家に帰ってテレビ観戦 (涙)



ネット投票での応援やった。





結果は皆さん周知の通り。


やっぱり思うけど…

フジカンがハナを譲らんかったら

また違った展開になったやろな〜


前回、中京記念で千載一遇のチャンス得たフジカンは、


自身喪失気味のジャンダルムに

全身全霊で

闘う熱意を伝えるような競馬をしたと思う。


ジャンダルムは、

フジカン効果で走る気を取り戻し始めたに違いない。


ワシは今回、かなり期待しとった。




 だから、

そんなヤル気になっとる今こそ、


優等生的な定石に囚われずに、


おもいっきり走らせてやれば良かった。


そう思うてる。


フジカン先生!

逃げるなら、今でしょ!



もし仮に


逃げて失速し大敗を喫したとしても、


ジャンダルムにしたらいい経験になるはずやった。


「逃げは気持ちいいけど、最後はツライなー

鞭もいつもより多く叩かれて痛いしよー

やっぱ言う事聞いて走った方がいいのかもな」


とか、


「チキショー!最初から速く走れば負けないって思ってたのになー!悔しー!」


とか、


根が真面目なタイプやろうから、


レースに飽きてシラけてしまった状態から抜け出せるキッカケになったと思うねん。


控えて3着に粘った今回のレースは…


これ1回だけを見れば、良くやったと褒めてやってええと思うで。


でも、我慢して指示通りに走ったけど、また負けた…


やっぱレースはしんどいな〜




この経験は


少なくとも、ジャンダルムが自信を取り戻しモチベーションを上げるキッカケにはならんやろう。


デビューしてから武豊が英才教育を施し頭角を現したジャンダルム。


だけど、唯一の重賞勝ちは、乗り替わりのアッゼニやったんやで〜


縛られるのに嫌気が差しとるかもしれん。


一度は自由の喜びと苦しみを覚えさせてやったらええ。


このままでは、

今の精神状態のままでは、

もう重賞は勝てんやろ。


コイツ、クールな鞍上よりアツい鞍上で結果を出せるタイプやと、ワシは思ってます。



まあホンマは


またフジカンにチャンスを与えてやって欲しいねん。


でもな、シビアや、現実は。



ワシのような素人が偉そうに吹くのはよろしくない言う人もおるけどな、


もう一度、考え直して欲しい。


「どうすれば勝てるか」


から逆算して真剣にシミュレーションしたんか?


時間はたっぷりあった筈。


まとめる競馬を続けとったら、今より上には行けなくなるで。


これは競馬サークルに限らず、


世の中の真理なんやから。。。




ところでこの京成杯AH2019やが、


ワシは先週の半ばまで


ジャンダルムともう一頭、


期待に胸膨らませたお馬さんがおったんや。



トウショウドラフタ  牡6


もうええ歳のオッサン馬や。


それだけでも感情移入しそうやが、

それだけやないねん。



前走の朱鷺S、

こん時の走りがなかなかやってん。


ストーミーシーが勝ったレースやな。


ワシ、ストーミーシー自体にもいろいろ見解があるねんけど、今回は割愛します。

枝葉広げ過ぎて収拾がつかんことなるさかいな。


このレースで、トウショウドラフタは珍しく先行策に出た。


鞍上は吉田豊

2年前の信越Sでドラフタ最後の1着となっとるレースも吉田豊


今回はその時以来のコンビやった☆


8枠16番、

大外だが最後の枠入りが向いとるタイプかもしれん。


スタートは決して良くなかったけど。

構わず押して押して5番手!

前目の位置を取りに行く積極的な走りや。


常に追い込むスタイルやったから、先行したんは2歳時以来…

およそ4年ぶりの事や。


ドラフタ自身もビックリした思うで(笑)


まあこれで直ぐにタレてしもうたら、

やっぱりもう終わった馬

って認定なんやが…


コイツ、4角を3番手まで追い上げ、


直線に向いて更に加速し、一旦先頭に立ったんや!


直線入って直ぐの一旦先頭なんて、新馬勝ちした時以来やで!


闘争心が全身から溢れておった!



まるで…


グラスワンダーの復帰2戦目


AR共和国杯で直線一旦先頭に立った、あの姿を彷彿とさせる走りや。


そこまででガス欠やったんか、

先頭に立ってソラったんか知らんが、


徐々に失速し、惨敗。


結果10着に沈んだものの…


こりゃ次走見ものや!思ったわ。



もし開幕週の京成杯AHあたりに出走してきたらオモロイ。


吉田豊なら、思い切って逃げ打つかもしれん。


NHKマイルCではあわや突き抜けるかと思うほど

見せ場たっぷりの5着だった馬やで。


基本性能は確かや。


タラレバやけど、


ホンマ、


ドラフタが出とったら、吉田は逃げたと思ってます。


そして、今回の典さんのように…


勝ったかもしれん!




それやったら、


配当はどうなったんやろなぁ?


1年に一度有るか無いかくらいの


超大穴高額配当が振り込まれる筈やったのにのぉ〜。。。



なんて…



妄想が止まりまへんな(笑)



ワシ、妄想系Mラーやけん、



今週も



たっぷり妄想膨らませて



ええ馬見つけたるで〜☆




それについては、また追ってアップしますわ⤴️



ほなまたな👋