necokarin’s blog

馬麺酒歌猫他諸々

エルヴォの代わりはエスポなのだ☆


今週のG1は秋華賞である。


牝馬クラシック戦線の総決算である。


春二冠の勝ち馬が揃って出走せず、混戦ムード!と言う人もおるが、


ワシはもう10カ月も前から、本命は決まっとった。



エールヴォア♪


大好きなエルヴォちゃんで決まりや!


雨予報なら尚のこと、


先週儲けた分、全部単勝にぶち込んでやるわい‼️


そうなるハズやった…




そのエルヴォちゃんが引退した今、


しゃーない、そしたら、カレンブーケドールの単勝しかないやろ?


前哨戦で一番いい負け方したのはカレンや。

良馬場も重馬場も関係ない。

カレンで決まりや。


でも人気なんやろな〜

2番人気で単勝4倍もつけばええんちゃうか?


ちとつまらん。




他に破壊力のありそうな別路線組おらへんかの〜〜〜


そう思いながら渋々出走馬一覧に目を通してみると、、、


いきなり!


目についたで!


なんや?

エスポワールて???


聞いたことあるような無いような…



エスポワールシチーなら分かるで☆

懐かしいわな。


哲三との名コンビで馬券も的中させてもろうたでな〜☆



でも、これはちゃう。当たり前や。しかも奴は牡馬や。

昔の馬や。

今は種牡馬や。


ややこしいねん!



最近は、ダノンキングリーなんかもな。


キングリーゆうたら、ヤマニンキングリーやろ!


札幌記念ブエナビスタの猛追を振り切りアッと言わせたあの馬や!

晩年はダート路線に転じて重賞も勝ったあの馬や!


ホンマ、ややこしいねん!



なんて、オッさんの独り言ほどキモいものはないで笑



それはさておき、


前フリ長すぎやねん。




エスポワール。



よう知らんかったが、

なかなか面白い娘やで



父  オルフェーブル

母父   シンボリクリスエス


兄弟に青葉賞勝ちのアドミラブル、素質馬イサベル。


母母グレースアドマイヤは府中牝馬メジロドーベルと接戦を演じたC系のしぶとい子やった。

リンカーンやヴィクトリーの母でもある。


母母母バレークィーンに至っては、言わずもがな、フサイチコンコルドアンライバルドの母として有名である。


父方にも当然、ステイゴールドメジロマックイーンと、

血統の奥行に名馬がズラリと並ぶ、オールドファンには堪らないタイプや。




戦歴もええな。



① 2018 10/21 新馬戦  京都芝1800m 良

1着 ワールドプレミア(武豊)

2着 メイショウテンゲン(池添謙一)

3着 エスポワール(M.デムーロ)

4着 タガノディアマンテ(藤岡康太)


し、渋いわ〜☆

これはハイレベルな新馬戦や! 

実際、出走13頭中7頭が勝ち上がっとるしな。


エスポワールは初戦から逃げた、というか、抑えが利かず突っ走っておった。


なんとか性能の違いで押し切れそうやったが、量と体力に勝る上位2頭に、最後は差された。


それでも、やはり体力のあるタガノディアマンテの追撃は凌いだんやな。


これは牝馬にしては相当タフやし、闘争心も強いわな。


とりあえず、S主体の体力主導系と診る。




②  2018 12/8 未勝利戦  阪神芝1800m 良


1着 エスポワール(M.デムーロ)

2着 オーロトラジェ(モレイラ)

3着 モアナアネラ(川田)


2着馬は故障で引退したようやが、血統的にも素質のある馬やね。

このレース、最後の直線はミルコとモレイラの一騎打ち!

激しい叩き合いを制したエスポワールに、ミルコが闘魂注入を果たしたレースだったんやな。


3着のジェンティルドンナの愛娘には0.5秒差をつける圧倒的な強さや。


このレースは初戦の反省からか、ミルコは控える競馬をさせたようやった。


内側後方から脚を溜めて直線入るも前が壁。

それでも何とか狭いインから抜け出し、

後は、外をスムーズに回して先に抜けてきたモレイラとの併せ馬マッチレース。


これを競り落とした!



ええ勝負根性しとる。

集中力もありそうや。


父父ステゴか母母グレースアドマイヤの隔世遺伝か?

C質が顔を出したで。

ひょっとしたらSC又はCSかもしれん!



③ 2019 1/5 500万下 中山芝2000m 良


1着 エングレーバー(藤岡佑介)

2着 エスポワール(戸崎)

3着 ラージヒル(内田博)

6着 ラストヌードル(田辺)

8着 インテンスライト(マーフィ)


今年の金杯の日や。

パクスが勝って、その前のレースでモズスーパーフレアが勝った、あの日や。


この500万下のレースな、ワシはインテンスライトの単勝を買っとったから、ちと悔しい記憶やねんけど、覚えとるわ。


4角、エスポワールをマークするように外から上がって行ったインテンスライト。

そこを、ラストヌードル (フィエールマン半弟、1番人気) が外に弾くように割って入りよってな。


思わず、

「田辺!何すんねん❗️」

て叫んだわ笑


この時は、終始前目でスムーズな競馬をしたエングレーバーが、大人びたレース運びで楽勝したんやったな。


後々プリンシパルSで2着に来る馬や。

さすがやな。


エスポワールも外外を回る安全運転の戸崎騎手らしいレース運び…

正直ロスの多い競馬やったが、

最後、逃げるC系の馬に先着したんは、これもなかなかや。


前走差して接戦勝ちと、ストレス大の状態。

そして格上げの距離延長やで。

しかもタフな中山芝2000m。


普通なら危険な人気馬や。


ワシはこん時は全く買い目に入れんかったんや。思い出したわ。


せやから、ちと驚いたわな。


でも、確かこん時は、名前のイメージからこの子、牡馬や思うてたかもしれん笑



この時点では、馬体重468kg。

若い牝馬にしては馬格ある方やが、ギリギリC系内包とも診れる。

やはりS(C)タイプか?

この勝負強さは重賞でこそ活きるで!

負けたものの、そんな期待を抱かせる走りや。



しかしエスポワール、ここから5ヶ月間も戦列を離れる。


蓄積疲労脚部不安か分からんけど、クラシック戦線に向け、さあこれから!ゆう時にや。


陣営はガッカリしたかもな。


でも、この休養期間がむしろ幸いしたかもしれんのや。


まさに怪我の功名や。



休み明け、エスポワールは体重を18kgも増やして復帰し、勝った。


しかも最後方からマクって力任せの競馬でや!


3歳牝馬で486kgゆうたら、大型馬の部類やで。


これなら、体力を活かした競馬も出来るわけや。


デビューから3戦、体力勝負で牡馬の猛者に先着を許す事はあっても、

同じ牝馬には一度も先着を許してないからの、

牝馬ん中では体力もある方やろ。


でも、上のクラスで通用する程ではないかもしれん。


せやから、このボリュームアップには大きな意味があるねん。


それまで、精神的強さで有り余る闘争心を引き出し走って来た馬が、

更に肉体的な強さも併せ持つ事が出来たら、そら鬼に金棒や。


心身のストレス耐性も高くなるし、一度に使えるエネルギーも大きくなる。


重賞を勝つだけのポテンシャルを身に付けたということや。



④ 2019 6/15  1勝クラス 阪神 芝 1800m 稍重


1着 エスポワール (M.デムーロ)

2着 ティグラーシャ (福永)

3着 ナルハヤ (柴田未)


エスポワールにとって、初の古馬混合戦やが、正直、メンバーレベルは高く無い。

休み明けを弱い相手にマクり競馬で圧勝。

上がり最速の33.1からして、気の良さも見えてきたで。


良い意味でL質が強くなってきたんかの、

SL(C)ってところかいな。


次走のパフォーマンスに期待が高まる走りや。




⑤ 2019 7/14  シンガポールTC賞 2勝クラス

中京 芝 2000m 重


1着 エスポワール (M.デムーロ)

2着 コーカス (川田)

3着 スズカフューラー (小牧)

9着 スーパーフェザー (和田)


このレースは去年の青葉賞3着スーパーフェザーも人気しとった。

まずまずのレベルやったと思う。


2戦続けて追い込み競馬やったけど、こん時は一転先行してる。


馬体重−8kgと絞ってきての先行やから、普通なら体力切らしてタレてもおかしくない局面や。


まぁ、1ハロン距離延長を利用した位置取りショックもあるねんけど。


それにしても、パワーと体力を活かした

0.7秒差の圧勝やったな。


重巧者ゆうだけで片付けたらアカン。


これはかなり強いと思うた。



これなら、秋華賞でも勝ち負けレベルや思うで☆



このレースだけを見れば、 弱い相手に量と体力で圧倒しただけで、

強い相手には怯んでしまう印象を与えるやろな。


でも、エスポワールはC質を内包するタイプや。


ちょっと大袈裟かもしれんが、リスグラシューの変身後に似とる。


リスグラシューも身体が小さい頃は、C質に頼る走りで勝ちきれんかったが、


ボリュームアップしてからは体力を活かしつつ、精神的な強さも保持するチャンピオンタイプに成長したんや。



エスポワールはこれに近い!



走るフォームも、重心低いし力強く安定感がある。


調教を見れば分かるが、ブレの無い、歴戦の古馬のような逞しさを感じるで。



エスポワールは、このレースから約3ヵ月のインターバルを取って秋華賞に出走してくるが、


前回の休み明けと違い、圧勝して気分が高揚しとる状態でのインターバルや。


出遅れたり、行き足つかず後方からの競馬になる心配はまずないやろ。



ワシは、この子、


大化けする思うてます。



意外と人気して嫌う向きもあるやろけど、


単勝10倍前後で買える機会は、


これが最初で最後やと思うねん。



せやから、



思い切って、勝負したい!



そういうつもりでいるで☆




ただし❗️




馬体重の大幅減なら、アウトや。



それやったら、


この間隔を開けた理由が、


ネガティブなものであった可能性が高まる。


むしろ、まだまだ大きくなっていて欲しい。


490kgあれば最高や☆



せやから、


そこだけ気をつけて、



今年の秋華賞を楽しみたい♪



そんな感じや^_^




枠順確定が楽しみや👍