necokarin’s blog

馬麺酒歌猫他諸々

高速戦線を生き抜くのは誰だ‼️〜安田記念の推察

レコード連発の超高速東京開催もあと僅か。


天候に左右されない、

開催が進んでも傷まない、

世界一綺麗に整備された芝コース



その維持の為に様々な創意工夫を施し、日々頑張っておられる馬場造園の皆様、

いつもお疲れ様です。


皆さんは今、ホンマはどんな思いをしてはるんやろな。


今の馬場は、日本競馬界の叡智の結晶のハズや。


こんだけ水はけの良い馬場は世界で類を見ないハズや。


なのに、肝心のお馬さんたちが苦しんだり戸惑ったりしとるように見えるのは、ワシの目が節穴だからか?


レッドジェニアルのあんな小さい走り方は、気の毒でもう見とうない。



必死に走って、怪我して、中には天に召された子もおって、

関係者の痛みを想像するだけで、もうかなわんで。


芝は自然界の植物や。

馬は自然界の動物や。


人間の勝手で、無闇に舗装工事なんかしたらアカンと思う。


頼むわ。


エアレーションやシャタリング一見良さそうに感じる工事も、

不自然な行為をしたら思いもよらぬ結果を招くねん。


今開催を最後に、馬場造成を一から見直して下さい。


JRAさん、お願いします。




それから、東西の厩の皆様、

鍛えるのと守るのとどちらも完璧にするんはホンマに難儀やろな


シャケトラの悲劇も無駄にしたらアカンからて、どうしたらええねん!やろな…


東京の芝レースに愛馬を送り込むんは、我が子を戦場に送り出すような気持ちなんちゃうか。


今年の安田記念が終わるまで、まず、全馬が無事に!

であることを祈ります。




という事で…


未曾有の高速馬場を考慮する予想も、できるならばこれきりにしたい。


ここ約一か月の東京芝を見て思ったのは、例年と違う傾向も加味して予想する必要がある、という事。


例年の高速馬場なら…


1.気の良さが武器になる

2.一本調子でも勢いで凌げる

3.大型のマッチョが量で押し切り


そんな、前走二桁着順の馬が穴を開けたりしとったが、、、


今年の超高速馬場やと…


1.使い詰めでも精神力で粘り込み

2.もう1ハロン長い距離の持ちタイムが武器

3.大型馬が人気を下回る着順目立つ



というような、高速なのに中山開催後半系の穴馬が目につく。



それを踏まえて、今のところはこんな予想ですわ。



  ◎ インディチャンプ

  ◯ ペルシアンナイト

  ▲ アーモンドアイ

  △ サクラアンプルール

  △ ロジクライ

  △ ダノンプレミアム



◎ インディチャンプは一級マイラーにしてはコンパクトにまとまった体躯。

量を武器に出来ないステゴマイラーの理想的な完成型やと思う。

前走はあの上がりで集中力生かせず消化不良のレースやった。

その後の順調な調教具合と本数が、ダメージの無さを物語っとる。

今なら出遅れの心配も無い。

前に付けてアーモンドアイを封じ込めるのは彼だけや。


ペルシアンナイトはここ3戦緩い馬場か重い馬場。ハービンジャーの斬れ味は消耗品と考えるワシからすると、今回久しぶりに出番が回って来たという印象。

昨年の安田記念はストレス残りで馬群を割れなかった。

ストレス抜けた今年はミルコが強気に出る。肉を切らせて骨を断つ。怪我の心配は尽きないが…マイルより長い距離で培った精神的な強さが武器になりそうや。


▲アーモンドアイはポテンシャルは抜けて高い現役最強馬や。

ただドバイ帰りは戦場帰りと同じや。

緩い相手ならいざ知らず、骨っぽい牡馬達と超高速馬場が立ちはだかる。

精神力で勝ってきたわけでは無いので、闘争心とやや目減りした標準的な量で勝ち切れるかは微妙。

鞍上の鮮度が抜群なのが一番の好材料やが、

連荘期で鮮度残大のジャスタウェイでさえ、集中力型のグランプリボスに追い詰められた。

とにかく、確勝級ではない。



△ サクラアンプルールは今年の安田記念最大の目玉や!

登録見て目を疑ったが、鞍上横山典を見て、ただならぬモノを感じたのはワシだけではあるまい。

サクラ軍団捨て身の博打に恩義ある典さんが助太刀ということかもしれんが…

考えるほどに不気味さを増しよる。

典さんの東京マイルG1実績は神レベル。

加えてアエロリットで超高速馬場をぶっ飛ばし、前の止まらない状況は分かりすぎてるくらいや。

ワシなんかでは想像も出来ない秘策があるかもしれん。楽しみや‼️


ロジクライがもし、インを引いたら内包する集中力を活かせる最初で最後のチャンスやと思う。

これまでのように、量を使う競馬になったら圏外や。内枠で包まれ、鞍上が我慢して腹括ったら面白い。

またそれが出来るレジェンドやしな。

でも岩田ならもっと現実味出てくるけど。

あと、もう少しダイエットして欲しいわ。

(ワシに言われとうないやろが 笑)


△ ダノンプレミアムはツイで呟いたように、限りある量資源、鮮度資源を贅沢に使いすぎとる。

身体も大きくなりすぎとる。

エリートが社会に出て鼻っ柱へし折られるように、

これまでに無い圧力に立ち向かう闘争心と集中力があるかは分からん。


ただ一つ言えるのは、彼が獲得したG1タイトルは2歳時の朝日杯だけや。

過剰な期待はかけられん。



印外では

アエロリット、単純にストレスいっぱいでアクション起こせる鞍上でないと上昇度乏しいか。

サングレーザーは、もう3億7千万も稼いどるディープ。燃料切れや思います。

ステルヴィオも東京では厳しいかも。母ラルケットのように、量で誤魔化せる中山重賞でならまだ走れそうやが。



とまぁ、こんな感じの週中です。


枠出たらまた変わるかも知れません。