necokarin’s blog

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ロードof アレミロード〜NHKマイルC回想と回顧

今年のNHKマイルCのメンバーを見て、3年前 メジャーエンブレムが逃げ切ったあの時のイメージを重ねていたのは…

ワシだけやろか?


快速牝馬ルメール。内寄りの枠からポンと出て気持ち良く逃げて押し切った、あのメジャーエンブレムよりも


更にスピードありそうなグランアレグリア


5馬身差くらいの圧勝があってもおかしくない。

玉砕覚悟で立ち向かう奴(例えばワイドファラオとウチパク)がレースを破壊しない限り、まず負けないやろな。


レース前はそんな見立てやった。



でも、レースは生き物なんやな。

でもって、競走馬は繊細な生き物なんや。


グランアレグリアは、レース前から疲れとった。


レース間隔が詰まってたのも確かやが、

それ以外に輸送やら取材攻勢やらストレスを溜める要素は多かったんやろな。


当日も、パドックからして周囲に違うモノを感じてたんかも。

若娘ばかりのレースと違う、ギラついたオスどもの圧力に

「何か感じワルぅ〜」

ってな具合いかいな。


朝日杯ん時の辛い経験を思い出したかもしれん。


スタートはモッサリ。走り重たく、明らかにルメールと息が合うてなかった。


早めに抜け出さんとアカンちゅうのは鞍上も分かっとった筈やが、

グランアレグリアがその気にならんかったらしゃーないわ。


それでも勝ちに行かなくてはならないのが騎手のツラさ。

ホンマ、ルメールはしんどかったやろね。



まぁ、それでも、こんなんは想定の範囲内

メンタル弱い馬が抜けた人気一本被りなら、

十分有り得る話。



このレースの予想の難しさは、グランアレグリアが飛ぶならどういうレース質になるか、ありとあらゆる色んなパターンが考えられる、という事。


結局、前目内寄りのプールヴィルと大外追い込みのトオヤリトセイトの二頭の複勝で勝負する事にしたが…


旅先からネット投票で済ませたが、どうにも落ち着かないので馬体重を確認。


やっぱり…


プールヴィル  △6kg

牝馬同士の対戦ならまだしも、これでは体力負けしそうや。


集中力のある牡馬でないと内寄りの混戦は厳しかろう。


そこでマイネルフラップの複勝も買い足す事に…


これで一安心やと思ったところで、過去の様々な記憶が再び不安を煽り始めるんや。


大外のビクトリーロード、まだ湿り気残っとるんよな…?と。



NHKマイルCを見る度によく思い出す

大外悪魔のビクトリーロード。。。



去年のケイアイノーテック


メジャーエンブレムを追い詰めたロードクエスト


まさかのマイネルホウオウ


やっぱり決めたダノンシャンティ



これまで何度やられたことか‼️



ワシは基本、集中力タイプが好きで内枠から抜け出したあとに


「そのままーー!!」


と叫ぶのが好きやねん。


「差せーー!」


なんて野蛮な輩やない。多分。



せやから、大外から凄い脚で来る奴が怖くて仕方ない。



でも今年は前日の豪雨と雹で内側は乾くも外 は湿っぽく差しは決まらない。


はずや…


まさか、昨日のスコールにかけて

ケイデンスコールてか?(笑)


一応、血統を確認してみる。


……………    ‼️‼️



母系にアレミロードやて⁉️



アカン、こいつ来るで!!



前日、戦略性ある確信犯的ローテに食指は動いたが、

当日の外伸びない馬場で消しておった。


ケイデンスコールの複勝も買い足す。


ワシにしては異例の複勝4点買いとなったが、これも勝負事、しゃーないわな。

 


ところで、アレミロードという種牡馬はとにかく道悪の鬼や。


昔はマリーゴッドという馬でかなりゴチになったが、

 

やはりなんと言っても、不良馬場の中山GJを勝った

メジロファラオやろな。


他の馬がもがいておっても、アレミロードの血があれば何の苦もなく走る。


今年の大外ビクトリーロード、ケイデンスコール以外差して来れる奴はおらん!



締め切り5分前、iPhoneをコソコソいじるワシを見て、嫁はんが言いよったわ。



「無駄金になったらもう競馬やらないでね!」



レースは白河のSAでワンセグで観戦。



最後にケイデンスコールが伸びて来た時、



思わず叫んだわ




「差せーーー‼️‼️」




嫁はんの前で何とか格好のついた


思い出深いNHKマイルCになったで



ありがとう😊


ケイデンスコール☆


ありがとう😊


アレミロード